生駒市メディカル北地域包括支援センターは、「認知症サポーター養成講座」を7月17日(木)に奈良県立奈良北高等学校において開催しました。夏休みに入り、夏期講習の1講座として、令和4年から始まり今年で4回目の開催です。厳しい暑さの中、認知症に関心のある生徒の皆さん9名が受講してくれました。
受講後には「認知症の方は身の回りのことが全てできなくなってしまうと思っていましたが、認知症になったとしてもできることはあり、それらをご自身でしてもらうことが大切だと知りました。」、「困っていそうな方がいたら声をかけようと思いました。声をかけるときは背後からではなく正面からゆっくりと声をかけるようにしたいです。」、「まずは身近な高齢者である自分の祖父母が少しでも認知症にならないように認知症サポーターとして取り組みたいです。」などの感想をいただきました。
2030年には、65歳以上の高齢者の5人に1人、85歳以上では4人に1人が認知症となる可能性があります。このような状況の中で認知症への理解を深め、認知症の方々への適切な対応に努めることは、地域共生社会を進める上でとても大切です。
認知症サポーター養成講座は地域や学校、事業所など様々な場所で開催しています。サポーター養成講座開催のご希望は、お近くの地域包括支援センターまでお問い合わせください。
(メディカル北地域包括支援センター 電話:71-3500)
         