認知症キッズサポーター誕生!!

生駒市メディカル北地域包括支援センターは、12月3日(水)に「認知症キッズサポーター養成講座」をあすか野小学校6年生の児童を対象に開催しました。

当日は、あすか野小学校区を担当する民生児童委員4名も参加してくださいました。中でも辻本民生児童委員には脳の仕組みを説明する際に、脳の帽子をかぶってご協力いただきました。

児童の皆さんには、認知症とは何か、脳の仕組み、認知症の人への接し方、自分たちにできることなどを学んでもらいました。

児童の皆さんから講座後には、「相手が認知症だということをしっかり分かってあげることが大切だし、その人を孤独にさせないようにそばにいてあげるなど、しっかり支えてあげることが大切だと思いました。」、「認知症の人は覚えていないのではなく、本当に分からないということを初めて知りました。怒るのではなく、寄り添ってあげて優しく教えてあげようと思いました。」など認知症をある程度理解した上で、心のこもった感想をいただきました。

今後、ますます少子高齢化が進む中、認知症の方が住み慣れた地域で安心して生活できる社会の実現のために、子どもから大人まであらゆる世代が認知症に対する正しい知識や理解を深め、地域で支えていく必要があります。

子どもや大人など世代別の認知症サポーター養成講座も開催しています。講座は、ご希望に応じて随時開催しておりますので、ご関心のある方はお気軽にお問い合わせください。    (メディカル北地域包括支援センター 0743-71-3500)