メディカル地域包括支援センターは、高山・鹿ノ台地区担当のフォレスト地域包括支援センターと共に、令和3年11月20日(土)午後1時30分から、北第一地区民生・児童委員定例会に参加させていただきました。
北第一地区民生・児童委員(以下、「民生委員」とします。)さんは、32名。今回は、民生委員さんが例年開催されている研修や民生委員同士の交流がコロナ渦で減ってしまい、地域包括支援センター(以下、「包括」とします。)とどのように関われば良いか迷っているとのご意見をいただいたことから、お互いに意見交換や交流をさせていただきました。
まず最初に、包括から地域の教室やサロンでお配りしている介護予防手帳について説明した後、4グループに分かれ、それぞれに包括職員が一人ずつ入り、民生委員さんが高齢者訪問での疑問や相談を受けた場合の対応について意見交換しました。
民生委員さんから包括への質問は、包括の仕事や役割、民生委員さんから包括へのつなぎ方、高齢者向け教室の種類と対象の利用者やその決定方法、退院後の生活が心配な方への対応、民生委員さんと地域包括支援センター職員の対応の違い等、一人暮らしの高齢者を訪問している民生委員さんならではの具体的な質問を多数いただきました。
私たちは、高齢者の方々が住み慣れた地域で自分らしく安心して生活いただくための相談窓口ですが、私たちだけでは地域でお困りの方々になかなか気づけない場合があります。民生委員さんだからこそお気づきになることもあり、近所同士の繋がりで見つかる困りごとや心配ごと等の解決は、民生委員さんとの協力が今後も必要と考えています。
今回は、お互いの顔と顔が見える場で意見交換ができた貴重な時間となりました。
ご依頼をいただければ、集いの場にお伺いして、地域課題の解決や認知症や介護予防のお話をさせていただきますので、お気軽にお問合せください。