生駒市メディカル南地域包括支援センターと生駒市梅寿荘地域包括支援センターは、共同で8月27日(水)に「認知症キッズサポーター養成講座」を生駒南第二小学校5年生の児童を対象に開催しました。1クラス25名の児童の皆さんは、認知症とは何か、脳の仕組みや認知症の人への接し方、自分たちにできることは何かなど40分の授業を熱心に受けてくれました。
認知症高齢者によくある事例について、担任の先生と掛け合いの寸劇で紹介しました。その後、対応の仕方について、男子生徒が代表して実演してくれました。「認知症を今日までよく知らなかったけど知ることができてうれしかったです。認知症の方は不安でいっぱいだから支えていかないと思いました。」などの感想をいただきました。
脳の仕組みについて、帽子を使って脳が縮む様子を解説する際には、看護実習に来ていた大学生にも手伝ってもらいましたが、「子供たちが主体的に学ぶ姿に共感した。」との感想をいただきました。
今後、ますます少子高齢化が進む中、認知症の方が住み慣れた地域で安心して生活できる社会の実現のために、子どもから大人まであらゆる世代が認知症に対する正しい知識や理解を深め、地域で支えていく必要があります。
認知症サポーター養成講座については、ご希望に応じて随時開催しておりますのでお気軽にお問い合わせください。
(メディカル南地域包括支援センター 電話77-7766)

